2013年01月19日

力道山vs木村

インフルエンザでダウン中、暇を持て余して見ていたYouTubeの動画。


前回の「力道山vs木村と今のプロレス」の続きです。


今回はプロレスについてというよりも少し格闘技的に書いてみようかなと思います。


・・・ええ、まだ外に出られないので暇なのです(^_^;)


力道山vs木村政彦

結果は力道山の一方的なKO勝ち。


プロレス万歳!!

柔道など敵ではないのだ!!

力道山こそ正義のヒーローなのだ!!



・・・と、もしかしたら当時はそんな風潮だったのかも知れません。

私が生まれる前の試合なので、その辺は定かではありませんが、時代を考えるとそうであっても不思議はありません。



この試合によって力道山が得たものと木村が失ったもの、その差は想像を超えるほど大きなものでしょう。


幸いグレイシー柔術の登場により、木村はその名誉を回復しましたが、彼の実績や実力を考えると、失った時間のなんともったいない事か・・・


鬼の木村と恐れられ、「木村のまえに木村なく、木村の後に木村なし」とまで謳われた木村政彦という柔道家は力道山に子供扱いされてしまうほどの実力だったのか?


今まで木村政彦の映像を見た事は無かったが、気になったついでに検索をしてみた。


最初に目にした動画は、打ち込みの指導をしているところ。
大外刈りの指導だったが、それをみて驚いた。

私が知っている大外刈りとはスピードと刈り方が違う。


そして次に見つけたのは、技の解説動画。
この人が弱いはずがないということは、ほんの少し動画を見ただけでも十分に分かる。


おそらくあの試合も、はじめから“その気”でやっていたら全く別の結果になっていた事だろう。


ではなぜあんなにも一方的になってしまったのか?

今ではいろいろなところで語られている話題だけれど、あの試合を見たままの私の感想はこうだ。


どちらが勝っても負けても失うモノしかない試合。
しかし、引き分けと言う事ならば「次」というものも見えてくる。
最初はそういうつもりだったんだろう。


切っ掛けは木村の前蹴り。

ここから先は2通り考えられる。

1つは偶発的なもの。
木村の蹴りに“仕掛けられた!”と思った力道山が己を守るために反撃をした。
しかし、木村にはその意図はなく、プロレスを続けるつもりだった。
したがって力道山の打撃をよけることなく、まともに受けてしまった。


1つは計画的なもの。
力道山ははじめから“仕掛ける”つもりでいた。
その切っ掛けを探していたところに、ちょうどよく股間付近への攻撃が来た。
そして攻撃!


猪木の師匠と言う事を考えると後者の可能性の方が高い気がしてしまう(^_^;)


偶発的にしろ、計画的にしろ、“やる気”だった力道山と、最後までプロレスをしようとした木村。
一方的になるのは当たり前の話だろう。


木村が純粋にプロレスラーだったら、力道山の仕掛けや雰囲気から何かを感じ、対処が出来たのかも知れない。

そこは真っ直ぐな武道家気質が仇となり、あのような結果になってしまった。


この試合後、力道山は国民的なスターとなり、木村は表舞台から消えた。


時代の流れと言ってしまうには、何とも切なすぎる気がする。


ちなみに、この試合で力道山が出した打撃。

今の格闘技の選手達のようにキレイな形ではなく、一見すると手打ちに見えるこの打ち方。
恐ろしく効くと思います(^_^;)
posted by すなけン at 13:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 格闘技
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